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<小児歯科のQ&A>
Q2歯が生えてくるのが他の子より遅いようです。何か異常があるのでしょうか?
子供の歯(乳歯)は上下それぞれ10本ずつ生えます。生後6か月ぐらいから生え始め、2歳半ぐらいで生えそろうといわれていますが、時期には個人差があります。遅いからと心配する必要はありません。
大人の歯(永久歯)は上下それぞれに、乳歯と入れ替わる歯が10本と、入れ替わらずに6歳前後で左右の一番奥の歯ぐきから出てくる大きな歯(第一大臼歯)と、同じように12歳前後で出てくる大きな歯(第二大臼歯)の計14本です。
さらに奥にあるのが親知らずと(第三大臼歯)で、生えない人も多い歯です。
6歳ぐらいで下の子供の歯が抜け、大人の歯が顔を出すことが多いですが、これも個人差があり、奥歯が先の人、上の前歯が先の人さまざまで、心配する必要はありません。
ただ、大人の歯に関しては、数が足りなかったり、変な方向を向いていたりする場合があります。
子供の歯が抜けるのがあまりにも遅かったり、左右の同じ種類の歯の抜ける時期が違う場合などは、一度歯科医に相談されることをお勧めします。
Q3私は歯並びが悪いのですが、赤ちゃん(こども)も将来悪くなりますか?
Q4赤ちゃん(こども)のフッ素塗布はいつ頃から始める?
フッ素塗布は、歯が生えて間もない頃が最も効果が高いため、お子さんの歯の成長状況をみながら判断してあげてください。
フッ素塗布をおこなう期間としては、乳歯が生え始めた頃から、永久歯に抜け変わる頃まです。(大人でもフッ素塗布をしている方もいますので、その後も続けても、勿論問題ありません。)
Q5赤ちゃん(こども)のフッ素塗布の頻度は?
赤ちゃんのフッ素塗布は“市販”と“歯医者さん”で行うとでは頻度が異なります。
・市販のフッ素塗布
薬局やスーパーなどで販売している市販のフッ素塗布タイプです。
市販のフッ素塗布は、効果が弱いため塗る頻度が高めです。1日1回、数日に1回など製品により使用頻度が異なりますので、詳しくは購入した製品の取り扱い説明書をお読みください。
・歯科医のフッ素塗布
歯医者さんで塗ってくれるタイプのフッ素塗布です。
歯医者さんで使用するフッ素は市販の物よりも効果が強いため、その間隔が大きく、目安として3カ月~6カ月に1回の頻度で塗っていく形となります。
なお歯医者さんでのフッ素塗布については、補助金制度を用意している自治体もありますので、歯医者さんを利用する場合は、そちらも確認しておきましょう。